第二の人生「老後」
人生は大きく分けて、幼少期、学生時代、社会人、定年退職後の老後に分かれます。
その中でも一番最後に訪れる老後は、本人次第でとても楽しく素敵なものになります。
学業や、仕事、子育てなどから開放された老後の人生は全てが自由です。
長い社会人時代を頑張ったご褒美が老後の人生だと言えます。
そんな第二の人生とも言える老後の生活を素敵に過ごす方法や楽しみ方を紹介します。
<老後に一度は行きたい「クルーズ旅行」についてはこちら。>
老後はいつまで楽しめるか分からない
老後の人生はいつ終わりになるか分かりません。
90歳すぎまで、元気な足腰で好きなところを遊びまわって100歳前後まで生きられる人もいれば、60代や70代で突然終わりが来てしまうケースもあります。
長生きできても、病気などにより制限がかかった生活を余儀なくされる可能性も充分あります。
このように、悪いケースを考えてしまえばキリがないですが、いつまで続くかわからない老後の人生だからこそ、元気なうちに思う存分楽しんでおく事が必要です。
この様な事を言うと捉え方次第では、
お金を使えるうちに使った方が良いという考え方にもなります。
これは決して間違っている事ではないですし、
お金を持っている人は思う存分使った方がいいです。
ただ、お金が無い人であっても、やり方次第では老後の第二の人生を充実させる事もできます。
第二の人生を楽しむ為には健康が必要不可欠
素敵な第二の人生を過ごす為には、長く健康でいる事が大切です。
お金があるからと言って、偏った外食ばかりを続けたり、毎晩晩酌して体調を崩してしまっては、せっかくの老後の人生が台無しです。
仕事を引退してやることがないからといって、ずっと家に閉じこもっていたら体力も落ちますし、ボケが出てくる時期が早まってしまいます。
老後の過ごし方は、人それぞれ自由ですが、最低限健康には気を使い、適度に体も頭も使って、少しでも加齢による衰えが出ないように努力するようにしましょう。
老後は以外と暇ではない
老後を控えている中年や若者の人は、
「仕事が失くなったら、毎日何をやったらいいのか分からない。」
「仕事がない生活は時間が余りすぎて苦痛にならないか?」
など、不安を抱く人が多いです。
実際に仕事人間だった人は、仕事を引退してもなかなか気持ちの切り替えができずに悩んでしまう人もいます。
しかし、実際に定年退職して第二の人生をスタートさせた人は、暇過ぎて困っているという人は少数派です。
もちろん時間には余裕ができますし、何かあればすぐに時間を調整する事はできるようになります。
時間にゆとりを持った生活はできていても、そのゆとりが苦痛に感じている人は少なく、時間があればそれなりにやりたい事が山積みになっている人が多いです。
少なからず、仕事人間で好んで休日出勤をしていたり、自分の会社を経営していたような人でない限り、老後の人生は自然に馴染んで快適な生活ができます。
引退する前から、「老後の人生でやることがなさすぎて不安だ。」と、
強く懸念する必要はありません。
逆に引退する前から、暇つぶし対策でやりたい事を考えすぎてしまうと、
それが生活の負担になる事もあります。
老後の人生は、資金計画以外は引退してから考えれば充分間に合います。
立地の良いマンションに住み直すメリットとは?
ちなみに、老後の資金計画としては年金・貯蓄の他に「投資」があります。
投資と言ってもデイトレードやFX、仮想通貨のようにハイリスク・ハイリターンな博打的なものではありません。
リスクが低く、長期的な回収が見込める投資…
代表的なものだと「不動産投資」がありますね。
不動産投資と言ってもビルやマンション一棟を所有するような大規模なものではありません。
ワンルームマンション、4〜8部屋程度の木造アパートで十分です。
これらを現役時代に購入し、家賃収入とあわせてローンを返済していき、定年後は借入返済が完了した収益物件が残る。
または、物件を売却してまとまったキャッシュを手に入れるという方法です。
不動産を活用した資金計画に興味がある方は、初心者向け不動産投資サイト「サラリーマンの副業不動産投資」をご参照ください。
60代を過ぎると変わっていく価値観
定年退職後の老後生活が第二の人生と呼ばれるのは、
仕事がなくなって環境が変わるだけではありません。
60代を過ぎると物事の考え方や価値観が変わってきます。
これは悪い意味ではなくて、良い意味で価値観が変わります。
現役だった当時は興味がなかった物に強く興味を持ったり、休日でも掃除が嫌いだったのが、掃除をする事自体が好きになったり、それまで見えなかった世界が見えてくるようになります。
これは老後を迎えた人にしかできない要素も強いですが、
老後の人生の楽しみ方は老後になってみないと理解できない事がたくさんあります。
老後を楽しみきれない人は、若い時の考え方や価値観を捨てきれない人も多いです。
変なプライドや考え方・価値観をきっぱり捨てて、
新たな人生を一度気持ちをリセットして迎える事が大切です。