老後は公的年金だけで暮らしていけるの?生涯の年金不足額を調査!

老後資金はいくらあると安心?

貯金が不安な夫婦

全国銀行協会による試算では、消費支出と税・社会保険料など非消費支出の合算で考えた場合、公的年金で毎月6万7,500円が不足します。
年金受給の始まる65歳までは働いて貯金を崩さないことで考えれば、75歳まで生きる場合は810万円、85歳1,620万円、95歳2,430万円という結果になります。

 

ただし、これはあくまでも平均的な生活水準や家族構成、住宅の違いなどを考慮していません。
平均的な所得は50代で650万円前後です。現役の時に平均以上の収入を見ていて、なおかつ老後も生活水準を下げたくない場合は、最低でも2,000万円ほどの貯金を持っておくと安心です。

 

参考元:全国銀行協会

https://www.zenginkyo.or.jp/article/life/retirement/4385/

 

 

将来的に老後の必要資金は増加していく

公的年金での不足額による調査は毎年行われていて、5~6万円台で推移しています。
しかし、アベノミクス以降に進んでいるインフレ政策の影響を考えると、さらに老後の資金は増加していく見込みです。

 

インフレが進めば、生活水準も高まります。それに対して少子高齢化の進む日本では年金受給額の上乗せは考えにくいです。
現在は月額6万円台の赤字でも、近い将来には7万円台に増加していく可能性が高いです。

 

昨今ではインフレと連動して上昇していく株価の特性を利用して、一部資金を配当や優待のある株式やプロがリスク回避をして運用する投資信託などで資産運用する人が増えています。
老後がまだ先の40代の人は、現在のお金の価値と将来のお金の価値が変わってくることを考えると、単純な貯金ではなく経済成長に連動して資産が増えていく運用方法も検討してみてください。

 

毎年増配を続ける上場企業の株や、長期運用するほど資産形成が可能になる不動産投資など手堅い投資法がたくさんあります。
貯金ではなく、定期的に収入を得られる状況を作っておくと長生きをしたことで貯金が尽きるリスクを回避できます。

 

 

生活費とリスクを考える

老後資金は、人それぞれの環境によって変わってきます。
老後は栄養の吸収効率が衰えるので、現役だった頃よりも魚、野菜、肉などの栄養補給が必要です。一部はサプリメントから補助すると身体の調子が良くなることがあります。
食費を節約している人は老後に向けて食費を上乗せする試算を行い、その他家賃や光熱費などを考えて月々の必要な生活費を考えて、年金で不足する費用を考えましょう。

 

このほかにも生活をしていると、大きな出費が発生するリスクがあります。
年金生活になると月々に貯金できる金額は限られてきます。
医療保険、がん保険の加入状況や住宅の修繕リスク、車を買い替えする必要性などを考慮して、リスクに応じて多めの貯金を持っておきましょう。

 

各種保険にバッチリ加入していて、修繕積立金は取られるけど管理がしっかりしているマンションや、引退してから購入した新築住宅など家の修繕で大きな出費リスクがない場合は最低限の蓄えで対応できます。
築年数の古い持ち家や、医療保険、がん保険に加入していない場合は多めの貯金を作っておく必要性が高いです。

 

老後にかかる生活費